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鉄筋とは??

建設現場に欠かせない鉄筋工事の基礎知識

建設現場で重要な役割を果たす「鉄筋工事」について、基礎知識をわかりやすく解説します。鉄筋とは何か、どのように加工・組み立てられるのか、さらに鉄筋の種類や役割、鉄筋工の仕事内容について詳しく紹介します。これから建設業界を目指す方や、鉄筋工事について学びたい方に向けた入門ガイドです。


鉄筋とは?

鉄筋とは、鉄や鋼で作られた棒状の材料で、コンクリート構造物の強度を補強するために使用されます。コンクリートは圧縮には強いものの、引張には弱いという特性があります。その弱点を補うために鉄筋を組み込むことで、建物の耐久性や安全性を向上させることができます。

鉄筋の主な役割

  1. 引張強度を高める – コンクリートが引っ張られる力に耐えられるようにする。
  2. 耐震性を向上させる – 地震時の揺れに耐える構造を作る。
  3. 建物の耐久性を向上させる – 長期間安定した構造を維持する。

鉄筋の種類

鉄筋にはいくつかの種類があり、それぞれ特性が異なります。

  1. 異形鉄筋(D鉄筋)
    • 表面にリブ(凹凸)があり、コンクリートとの付着力が強い。
    • 一般的な建築構造物に広く使用される。
  2. 丸鋼(R鉄筋)
    • 表面が滑らかで、主に補助的な用途に使用。
    • プレストレストコンクリート(PC構造)などで使用される。
  3. 溶接鉄筋
    • 溶接によって接合され、強度のある構造を形成できる。
    • 橋梁や大型建築物で活用される。
  4. ステンレス鉄筋
    • 錆びにくく、腐食耐性が高い。
    • 海岸沿いや特殊な環境下の建築物に使用される。

鉄筋工事の流れ

鉄筋工事は、建物の基礎となる重要な工程です。一般的な作業の流れを紹介します。

1. 加工

鉄筋は設計図に基づいて、適切な長さに切断され、必要に応じて曲げ加工が施されます。加工には以下の方法が用いられます。

  • 切断:専用の鉄筋カッターを使用。
  • 曲げ加工:鉄筋ベンダーで指定の角度に曲げる。

2. 配筋

加工した鉄筋を現場に搬入し、設計図通りに配置します。配筋作業では、以下のポイントが重要です。

  • 適切な間隔を確保する。
  • 設計図通りに配置されているか確認。
  • 支持金具やスペーサーを用いて、位置を固定。

3. 結束

鉄筋を結束線(なまし鉄線)を使って固定し、動かないようにします。手作業や専用の結束機を使用することが一般的です。

4. コンクリート打設

鉄筋が正しく配置され、結束が完了したら、型枠を設置し、コンクリートを流し込みます。コンクリートが固まることで、鉄筋と一体化した強固な構造が完成します。


鉄筋工の仕事内容

鉄筋工は、建設現場で鉄筋を加工・組み立てる専門職です。具体的な仕事内容を紹介します。

主な業務

  1. 鉄筋の加工・切断 – 図面に基づいて適切な形に鉄筋を加工。
  2. 鉄筋の組立・配置(配筋) – 設計通りに鉄筋を配置。
  3. 鉄筋の結束作業 – 鉄筋同士をしっかりと固定。
  4. 現場での品質管理 – 配筋のズレがないかチェックし、補正。
  5. 安全管理 – 高所作業や重機を使用するため、安全対策を徹底。

まとめ

鉄筋工事は、建築物の強度を支える重要な工程です。鉄筋の種類や加工方法、配筋・結束の流れを理解することで、建設業界における鉄筋工事の役割がより明確になります。これから鉄筋工を目指す方や、建築の基礎知識を学びたい方は、まずは基本をしっかりと押さえておきましょう!

鉄筋工事の世界に興味を持った方は、ぜひ実際の現場見学や専門資格の取得にもチャレンジしてみてください!